鼻整形のカウンセリングでは、
「鼻を高くしたい」
「鼻先を細くしたい」
「自然な鼻になりたい」
といったご希望を伺います。
もちろん患者さんの理想を理解することは大切です。
しかし、私が最初に行うのは「どの手術をするか」を考えることではありません。
まずは、
なぜそのように見えるのかを診断すること
から始めます。
鼻だけを見ているわけではありません
カウンセリング中に、
「鼻以外も見ているのですか?」
と驚かれることがあります。
実際には鼻だけではなく、
- 額の形
- 眉間の高さ
- 上顎骨の形
- 口元の突出
- 人中の長さ
- 顎の位置
- 左右差
なども確認しています。
同じ鼻の高さでも、顔立ちによって見え方は大きく変わるためです。
鼻だけを整えても、顔全体との調和が取れなければ自然な印象にはなりません。
鼻先だけでなく構造を確認します
例えば、
「鼻先を下げたい」
というご相談は少なくありません。
しかし、その原因は患者さんによって異なります。
- 鼻中隔が短い
- 鼻柱が引っ込んでいる
- 鼻孔縁が後退している
- 上顎骨の形が影響している
など、さまざまな要因があります。
同じ見た目の悩みでも、原因が違えば治療法も変わります。
そのため、私はまず構造を評価することを大切にしています。
皮膚や軟骨の状態も重要です
鼻の手術では、皮膚や軟骨の状態も結果に大きく影響します。
例えば、
- 皮膚が厚いのか薄いのか
- 軟骨がしっかりしているのか
- 過去の手術歴があるのか
- 瘢痕があるのか
といった点を確認します。
同じ手術を行っても、条件が異なれば得られる結果も変わります。
そのため、他の方と同じ方法が必ずしも最適とは限りません。
「どこまで変えられるか」よりも「どこまで変えるべきか」
鼻整形では、
「もっと高くできますか?」
「もっと細くできますか?」
というご質問をいただくことがあります。
技術的には可能な場合もあります。
しかし、それが必ずしも自然で美しい結果につながるとは限りません。
私は、
「どこまで変えられるか」
ではなく、
「どこまで変えるべきか」
を大切にしています。
変化の大きさよりも、顔全体との調和を重視して治療計画を立てています。
一人ひとり異なる治療計画
鼻の形はもちろん、
骨格、皮膚、軟骨、既往歴、理想とするイメージも人によって異なります。
そのため、すべての患者さんに同じ手術を行うことはありません。
カウンセリングでは、
「どの手術をするか」
を決めるだけでなく、
「なぜその悩みが生じているのか」
を一緒に考えながら治療方針を組み立てていきます。
自然な鼻を目指すためには、まず正確な診断が大切だと考えています。
よくあるご質問
Q. カウンセリングではどのようなことを確認しますか?
A. ご希望だけでなく、鼻の構造や皮膚の状態、過去の治療歴などを総合的に確認しています。
Q. 写真を持参した方が良いですか?
A. イメージ共有の参考になりますので、あればぜひお持ちください。
Q. 希望したデザインができないこともありますか?
A. 安全性や組織の状態によっては、別の方法をご提案することがあります。
Q. 修正手術の相談も可能ですか?
A. はい。他院修正を含めてご相談いただけます。
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著者・監修
勝部 元紀
形成外科専門医・指導医
美容外科専門医(JSAPS)
医学博士(京都大学)
京都大学形成外科にて、口唇口蓋裂や顎顔面領域の診療・研究に従事してきました。
美容外科では鼻形成を専門とし、初回手術から他院修正、唇裂鼻まで幅広く診療しています。
治療に関するご相談
鼻整形や唇裂鼻治療、美容外科治療に関するご相談を承っております。
治療について気になることやご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。













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